しかし、長距離を専門として来た馬が多いので、ペースの折り合いが心配です。ソールインパクトやコルコバードもそつなく走るし、長距離のリッジマンやヴォージュの前残りも恐い展開です。距離が長すぎると末脚の溜めが効かずに、力だけが削がれてしまう事もあるので、前の馬達が難なくゴールを通過してしまう事もあります。そうなると、有力馬達が我慢だけして末脚を使う頃には、嫌になってしまっていると幾ら鞭を入れても動きません。
但し、今回は、端を切って行くのは2頭ぐらいで、他は前には行きますが、先頭には立たない馬の方が多いので、レースは落ち着くかもしれません。あまり、落ち着いたレースになると、前にいた馬達が落ちて来ないで、末脚組が不発になってしまいます。基本的には、有馬記念組とダイヤモンドステークス組を中心に馬券を買った方が良い傾向があり、最近では京都記念組が目立ちます。
有馬記念組はシャケトラとリッジマン。ダイヤモンドステークス組はソールインパクト。京都記念組はケントオー、ポテンシャルではロードヴァンドールですが、ここ2戦は絶不調です。ステイインシアトルも阪神の成績は良いです。もし、ケントオーが馬券に絡むような展開になれば、サイモンラムセスの可能性も4走前を見れば考えられます。
力関係で言えばシャケトラ、リッジマン、コルコバード、ソールインパクトだと思いますが、長い距離です。我慢が大切になります。堅い結果が続いているレースですが、そろそろ危ないかもしれません。
3連複10軸
11、2、6、4、1、3、9