山村は2月22日に関西のバラエティー番組にゲスト出演。断崖絶壁シーンがなぜ2時間サスペンスの定番なのか聞かれると、「見ると安心する人が多いので」と説明した。
本人は高所恐怖症なうえ、スタッフが見つけたまだ撮影に使っていない断崖絶壁に行くと、道のりが厳しく、到着時には疲れ切って、演技どころではないそうだ。
また配役を見ると、だいたい犯人が誰かわかってしまうという点については、こう解説した。
「少し前に新聞のラ・テ欄の3番目が犯人だと言われたことあった。それを必死で変えようとしたが、主役と相手役と脇の大ベテランは犯人にはなれないし、無名な人を犯人にすると、視聴者は誰だかわからない。心情を話さないといけないし、最後まで騙さなきゃいけないので、演技力がいる。ある程度インパクト、名前がある人となると、どうしても3、4番手の役者になってしまう。いつも目の肥えた視聴者との戦いです」
2時間ドラマの撮影期間は「2週間ぐらい」と話した山村。
「ぎりぎりの時間で撮っているのでめったにNGは出さない。だからみんな結構緊張します。昔は割と余裕があったので夜、宴会したりしたが、今はない。昔はイタリアやフランスにしょっちゅう行ってましたけど、今は全然海外ロケがなくなった」と近年の低予算、短期間ぶりを嘆いていた。