「彼女がいなければ今頃、加藤は火だるま状態だった。バッシングにつぐバッシングで、休業を余儀なくされていたはず」(芸能関係者)
今回、加藤がやらかしたのは、『ゲスの極み乙女。』川谷絵音との不倫交際でバッシングを受け続けているベッキーとは比較にならない鬼畜ぶりだ。苦楽を共にしてきた元マネージャーの女性と結婚し、一児の父であるにも関わらず、『アンタッチャブル』柴田英嗣の元妻と関係を持っていたという事実が判明。しかも、交際は1年半以上に及び、妊娠までしていたのだ。
「ゲス度から言ったらマックス。川谷やベッキーなんて可愛いものですよ。本来なら、間違いなく芸能界退場だった」(同)
すべては、一部女性誌でW不倫が報じられてから取った、素早いマスコミ対策が功を奏した結果だという。
加藤の関係者が声を潜め、その手の内を暴露する。
「ベッキーの会見のVTRを何度も見たんです。さらにその後のベッキーと川谷のマスコミやネットの記事を収集し徹底分析したんです。その結果、見えてきたのがとにかく誠意ある対応をすること。つまりは、ベッキーと真逆のことをやればいいと気付いたんです。実践したのは、たった二つ。まず記者会見を開くこと。もちろん、記者の質問に丁寧に応じる。そして、絶対に嘘をつかずに謝ることだったのです」
こうして、芸能史上に残る前代未聞の記者会見が行われたのだ。スクープを報じた女性誌の発売前日夜に、加藤が所属するドリーミュージックから各テレビ局やスポーツ紙にそれぞれ、電話連絡が入ったという。
「皆の頭によぎったのは、ベッキーとの対応の差。記者会見では開口一番『記事に書いてあることはすべて事実です』と加藤本人があっさりと認めたんです」(ワイドショーデスク)
一連の素早い行動によって、加藤へのバッシングは一気に沈静化した。
「今回の加藤の不倫騒動で、またしてもイメージを落としたのがベッキーだった。要は、加藤の謝罪会見を見習え、と比較対象にされてしまったからです」(芸能事情通)
皮肉なことにファンキー加藤はベッキーの不倫騒動に救われたのだ。不本意な形で再び不倫騒動に火が付いてしまったことにベッキーは、かなり焦りまくっているという。
「焦る気持ちは分かる。テレビのレギュラー継続についてはいまだ決まらない。謝罪の場に選んだ『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)すら足踏み状態。しかも、最近はベッキーと仲のよかった芸能人が先を争うように距離を置き始めた」(代理店関係者)
ちなみに、今回の不倫の代償を比較すると…。
「加藤は慰謝料や養育費などで数千万円の出費を強いられることになるが、危機は乗り切った。対するベッキーは、生涯年収50億円を棒に振った計算だ」(芸能プロ関係者)
ベッキーのおかげで首の皮一枚で救われたファンキー加藤。ベッキーに、足を向けては寝られない…。