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呪われた堀越学園芸能コースD組③

●死なずとも不遇の運命を歩む者も…

 無論、こうした早すぎる死が頻発する一方で、現在も存命である人物がほとんどであることは言うまでもない。しかし、生き残った彼女たちについても、改めてその足跡を見ていくと、その多くが、何らかの不運や災難に見舞われていることが分かる。

 たとえば、テレビ朝日系の人気バラエティー番組『欽ちゃんのどこまでやるの!?』でブレイクし、番組発のアイドルグループ『わらべ』の人気メンバーだった高部知子は、「ニャンニャン写真騒動」で轟沈。事実上の引退に追い込まれている。

 また、岡田有希子の「親友」であったという田中久美も、ホリプロのスカウトキャラバンでグランプリを獲得するほどの逸材でありながら、鳴り物入りでデビューした直後に不可解な失速。事実上引退した状態となってしまった。

 さらに、そうした彼女たちを尻目に人気アイドルとして活躍を続けた南野陽子も、後年、カールスモーキー石井との交際が取り沙汰されるや一気に凋落。映画でまさかの濡れ場を披露するという転落劇を演じた。同様に、第11代クラリオンガールとなり、映画やドラマで活躍した宮崎ますみも、いちばん脂の乗った時期になぜか人気が急落し、ヌード披露まで一直線というルートをたどった。

 俳優の永瀬正敏の場合も、雑誌対談で知り合った小泉今日子と電撃結婚するも、その9年後には離婚。それ以前に、彼は生後間もなく弟が亡くなるという、不幸な過去があったのだという。

 必ずしも、それが本人の“死”を伴うものではないにせよ、また、“呪い”と呼べるものかどうかはともかく、たしかに同クラスに身を置いていた彼らの人生は、お世辞にも順風満帆なものであるとは言い難いのが実情だ。

 そうした中、今なお、女優として活躍している石野陽子や、演歌歌手に転身して成功を収めた長山洋子、さらには幸せな結婚生活を海外で送っている倉沢淳美のように、芸能人としても、一人の人間としても、成功したといえるクラスメートたちもいる。

 だが、そもそも“呪い”というものは、その人間が死ぬまで「ない」とは断言できない性質のものである。今後、彼女たちの身に、そうした災難が降りかからぬことを、我々も願うばかりだ。

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