曙と組んで、新日本プロレスのドヒール軍団GBHの矢野通&“キングコング”真壁刀義組と対戦した蝶野。メーンで勝利したものの、試合後にはリング上で公開処刑されるなど、自らプロモートする興行で赤っ恥をかかされた。
ゴング前からGBH得意の奇襲を受け、場外でも真壁のイス攻撃、矢野からはイスでグングン締め上げられるなど、再三に渡り襲撃された。それでも8月14日の会見で語っていたように「G1で絞め落とされた真壁にはお返しをさせてもらう」と真壁から3カウントを奪取した。
有言実行で大会を締めくくってみせたが、試合後にリング上に駆け上がってきたGBHから袋叩きにされてしまう。レジェンド軍の長州力現場監督らに救出されるも、集団リンチに合い怒り心頭の蝶野は「天山、真壁、矢野戻って来い、5人でやってやるオラ」と声を荒げた。
試合後、怒りの収まらない蝶野は「くだらねーことしやがって。あんなのプロレスじゃねえ。だからいつまでも二流なんだよ」とこき下ろせば「アイツらは9月で終わりだよ。チーム全部ぶっ潰してやる」と、不敵にGBH破壊まで予告した。
GBH統幕に向け本気モードに突入した黒いカリスマ。プロレス復興を掲げた「蝶野王国」に釘をさされた借りは9月中に返す腹積もりだ。