事の発端は、参院選での立花氏とN国党の躍進に対し、マツコが7月29日の放送で、「ふざけて入れている人も相当数いるんじゃないか」、「気持ち悪い」などと批判したことに立花氏が激怒。8月12日から、3週間にわたり、同局を訪れ生放送中に抗議活動を行った。
立花氏はマツコを「権力の犬であることがよく分った」などと批判するも、個人への攻撃はやめることを宣言。一方、マツコは26日の放送まで、同党や立花氏の抗議活動についてスルーし続けていた。
各紙によると、立花氏は「番組は放送法4条などに違反している」として同局に何らかの返答を求めているが、この日までに正式な回答はないという。そのため、今後について「やり方を変える時期」とし、放送倫理・番組向上機構(BPO)に答申するか、訴訟へ移行することを明言したという。
「訴訟になったら、立花氏の抗議活動のきっかけを作る発言をしたマツコも訴訟に関わらないといけなくなってしまう。しかし、今やすっかり売れっ子になってしまったマツコにとって、ネガティブなイメージになる訴訟沙汰は避けたいところ、今、発言せずに“嵐”が過ぎ去るのを待っているようだ」(テレビ局関係者)
「5時に夢中!」を含め、今や8本のレギュラーを持つマツコだが、発売中の「女性自身」(光文社)によると、4年前は30万円だった番組1本あたりのギャラが、最高500万円までにアップしたというのだ。
主な番組のギャラだが、日本テレビ系「月曜から夜ふかし」は200万円、テレビ朝日系「マツコ&有吉かりそめ天国」は10月からゴールデン帯に進出することもあり、300万円から400万円にアップ。
深夜枠からゴールデン帯に昇格したTBS系「マツコの知らない世界」が最高の500万円だとか。
ちなみに、「5時に夢中!」は制作費の関係でほとんど上がっていないというだけに、この先、降板しても問題なさそうだが…。