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ドラマ『半沢直樹』で再ブレークしたラブリン

 8月11日放送の第5話が最高となる視聴率29.0%を記録するなど大ヒット中の堺雅人主演ドラマ「半沢直樹」(TBS)だが、出演者の中で人気急上昇中なのがおネエ口調の大阪国税局査察部統括官・黒崎駿一を演じるラブリンこと歌舞伎俳優の片岡愛之助だ。

 歌舞伎とは無縁の家庭に生まれながら片岡一門に入門し主に上方歌舞伎で活躍。「端正な顔立ちで女形をこなしていたこともあり、黒崎の役柄にバッチリハマった」(演劇関係者)というが、その名が一躍全国区になったのは2010年11月。都内の飲食店ビルで暴行を受けて入院した市川海老蔵が出演予定だった京都・南座の公演で代役をつとめた。急遽決まり、稽古はわずか3日だったが愛之助は見事に代役をつとめあげ、歌舞伎ファンから高い評価を受けた。

 名前が売れてしまっただけに、“有名税”も支払う羽目になり、翌11年には女性誌で元ホステスとの間に当時小学校5年生の男児の隠し子がいることが発覚。愛之助は堂々と会見を開き、記事について「おおむね事実でございます」と認めた上で、養育費などの生活援助は続けているが認知していないことを明かし、今後認知するかどうかについては、「子どもがもう少し大きくなって本人の意見を聞きたい」と話した。

 そして、昨年、タレント・熊切あさ美との交際が発覚。まだ交際は続いているようで、今月20日に大阪市内で行われた公演の会見では一部で父・片岡秀太郎が「交際に反対している」などと報じられたが、「久しぶりに父と会ったら『僕は反対してないからね』と言われました」と否定。結婚については「こればっかりは分かんないです。まあ、頑張れば」としたが、「熊切の計算高さは芸能界では知られた話。愛之助はそうそう簡単に熊切のペースにはハマらないだろう」(芸能記者)というから、女性ファンは安心か。

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