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市川海老蔵、咽頭炎で休演も“ブログ更新”を続け心配の声 「歌舞伎界の働き方改革」提案に称賛の声も

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市川海老蔵

 歌舞伎俳優の市川海老蔵が7月15日、東京・銀座の歌舞伎座で上演中の「七月大歌舞伎」の夜の部を急性咽頭炎のため休演した。

 海老蔵はブログで「声が出なくなりました。お医者さんによると疲労もさることながら、アデノウィルスや菌が声帯に付着してしまい発声困難になりました」「苦渋の決断でございます」「懸命に回復に努めたい」とコメントしており、一日経過した7月16日の舞台も、昼公演は市川右團次が代役を務め、夜の部は前日に引き続き休演となることが発表されている。

 「七月大歌舞伎」は、第一線級の俳優陣をそろえた歌舞伎のお祭り興行で、15日の公演は三連休最終日ということもあり、多くのファンが歌舞伎座へ訪れていた。

 海老蔵は2020年に大名跡である市川團十郎を襲名する予定であり、今後の歌舞伎界を担う大スターである海老蔵の突然の体調不良に、全国の歌舞伎ファンから心配の声が相次いでいる一方、ネットでは冷ややかな声もあるという。

 海老蔵は休演が発表された15日16時前後からブログを更新。家族と鍋料理を食べて薬を飲んだことを報告したほか、とある業者から頼まれたブロマイドの写真選びを息子の勸玄くんと共に行う内容のブログなど4件を投稿。

 苦渋の決断をした割には、翌16日も朝から昼までに4件のブログを更新。これには「疲労が原因の病気なのにブログ更新はするのか」といった声のほか、「今はブログ更新は控えて早く舞台に戻ってきて欲しいです」、「海老蔵さんの本当の病気は『ブログ中毒』なのでは……」との声がネットで相次いだ。

 海老蔵は一日平均10件前後のブログを更新することが知られており、休演中でもそのルールは変わらないようだ。

 もっとも、海老蔵にとって、ブログは自分の意見を世間に発表する場であり、今回のダウンからさかのぼること4日前の7月11日には、七月歌舞伎の重労働ぶりを明かしており、「風邪ひいていようと 声が出なくても 具合悪くても 場合によっては歯医者さんや病院も行けない月が数カ月続くこともある」との文面もあり、この時点では自身の体調がおかしいことに気が付いていたと思われる。

 海老蔵は休日のない連日の公演に疑問を抱いており、数年前から七月歌舞伎時の半日の休暇導入を実現するなど、「働き方改革」にも熱心な役者であり、この改革には歌舞伎ファンは元より、世間から称賛の声も相次いでいた。

 今回の海老蔵病欠により、歌舞伎界もより一層の「働き方改革」が必要となってくるのかもしれない。

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