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江藤幸子〜福島悪魔払い殺人事件

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提供:週刊実話

 1995年7月5日、福島県須賀川市の祈とう師、江藤幸子(当時47歳)の家から男女6人の遺体が発見された。捜査により6人は幸子の信者で、遺体の一部はミイラ化していたことが判明。殺人容疑で逮捕された幸子は、取り調べに「魂はまだ死んでいない」などと供述した。

 また、死因は悪魔払いと称して信者の身体を太鼓のバチなどで殴打し続けたことによるショック死や、食事や水を与えなかったことによる衰弱死とみられた。他の信者3人も殺害に関与したとして逮捕された。

 殺人事件の実態は、幸子の男女間の嫉妬が根底にあり、自分の気に入らない信者に対して暴力行為をエスカレートさせ、次々に殺害していたのである。

 2002年、福岡地裁は幸子らの殺害行為を「とうてい宗教的行為とは言えない」と、幸子に死刑を言い渡した。2005年、仙台高裁は幸子の控訴を棄却。2008年9月、最高裁は「なぶり殺しともいえる陰惨な犯行であり、刑事責任は極めて重い」などとして上告を棄却し、幸子の死刑が確定した。そして、2012年9月27日、死刑が執行された。

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