不祥事の危機管理を専門に扱う弁護士の奮闘ぶりを描く本作。第4話では、ママ友のご近所トラブルをきっかけに、教育現場での働き方改革にも触れるストーリーになっていた。
「冒頭では子連れで議会に参加する女性議員がほかの男性議員から『私情を持ち込むな』『もう少し子どものために休んだら?』と批判され、とげとげしい顔で『東京終わった』と吐き捨てる場面がありました。16年に話題になった『保育園落ちた、日本死ね』というワードを彷彿させるセリフですが、この女性議員役の女優についてネットでは『シャブ山シャブ子じゃん!』『シャブ山の人、演技強烈すぎ!』といった声が殺到。演じたのは女優・江藤あやですが、実は江藤、昨年11月7日に放送されたドラマ『相棒 Season17』(テレビ朝日系)第4話で薬物依存症の容疑者の自称『シャブ山シャブ子・17歳』を演じた女優。シャブ山役に引き続き強烈な演技で番組を盛り上げました」(ドラマライター)
“シャブ山シャブ子”の強烈な演技もあってか視聴率がアップした第4話だったが、一方では批判の声も上がっているという。
「同作の特徴は弁護士ドラマであるにもかかわらず、法廷のシーンは一切描かれないという点ですが、視聴者からは『弁護士ドラマの意味がない』『弁護士モノとはしてるけど何のジャンルか分からない』と批判する声が多々寄せられています。毎回、竹内演じる弁護士がさまざまな人間を水面下で動かし、トラブルを解決していくという流れですが、これだと弁護士モノではなく探偵モノでも十分通用する内容。『設定に違和感がある』というネットからの声も続出しています」(同)
会話に笑いどころを落とし込むなど、細かな演出を評価する声もあるが、回を重ねるごとに賛否が分かれている様子。今後の展開にも注目したい。