そこで発表された改善点だが、これまでほとんどの所属芸人と契約書を交わしていなかったが、年内に所属タレント全員と反社会的勢力との断絶などを明記した「共同確認書」を交わし、そのうえで、日本で一般的な専属マネジメント契約か、タレント本人がマネジメント方針を決められる専属エージェント契約を結ぶことになるという。
「座長によると、これまでも吉本は所属タレントに仕事が来るたびに、そのクライアントが反社じゃないか徹底的にチェックしていたそうです。そのチェックの流れを見せられましたが、本当にあのぐらい徹底的にやっていれば、反社が絡むような仕事を受けるはずがありません」(説明会に出席した記者)
ところが、うまくそのチェックをかいくぐったのか、ある売れっ子タレントのCMスポンサーは真っ黒だったようだ。
「女性タレントが出演する美容のCMがあるのですが、そこの経営者が反社というのは美容業界ではかなり有名な話。その事実が世に出たら、吉本はまたまたたたかれることになりそうです」(週刊誌記者)
吉本といえば、ブレーク中のお笑いコンビ・EXITのメンバーの逮捕歴を“隠蔽”していたことが報じられたばかり。
まだまだ社内改革を円滑に進めるのは難しそうだ。