◎ダノンバラード
○ダイワファルコン
▲パッションダンス
△エアソミュール
新潟大賞典を勝ったパッションダンスが引き続き好調子キープ。阪神芝2000mも3戦3勝と最も得意とする舞台だけに大きく崩れることはなさそうだ。勢いそのままに重賞連勝の可能性も十分。「格」的にパッションを上回るダノンバラード、ダイワファルコンの両頭を加えた三つ巴戦とみる。
ダノンは、2か月ぶりの実戦になるが、先週、今週と併せ馬でビッシリ追われており仕上がりは上々。とくに先週の動きはピカイチだった。阪神内回りの2000mは、2歳時にラジオNIKKEI杯を制しており、この馬には合うはず。ダイワも2か月ぶりだが、こちらも太め感は全くない。久々のマイル戦となった前走・ダービー卿CTでも僅差3着と力は見せており、得意の中距離戦に戻ればさらに前進可能だろう。中山で5勝を挙げているように右回りの2000mはぴったり。輸送競馬にも何ら不安はない。
Cデムーロ騎手の手綱捌きが魅力のエアソミュールも上記3頭に食い込む余地はある。前走・都大路S(3着)から調子を上げており、そこそこの競馬になるのでは。ただし、前走が重馬場での敗戦だっただけに渋った馬場では割り引きが必要か。スムーズな競馬になると仮定して、以上4頭に絞る。
【馬連】流し(7)軸(14)(15)(16)
【3連単】フォーメーション(7)→(14)(15)→(14)(15)(16)
<プロフィール>
仲町通(なかまち・とおる)
在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。