初回の視聴率は10.1%で、なんとか2ケタをキープ。デキる社会人を演じ、校長先生にも向いていると評価が低かったわけではない。しかし、視聴率の大幅ダウンを受けて「局内に落胆ムードが漂っている」(日テレ関係者)というのだ。
それもそのはず、同ドラマは全編すでに撮影を終えており、視聴率や反応を受けて脚本や話数を変更することができないのだ。嵐は年末にかけて自身のコンサートや、年末年始の番組収録などで多忙を極める。それに加え、櫻井はつねにニュースキャスター、グループと個人のレギュラーバラエティ番組などを抱えている。つまり、主演・櫻井翔のスケジュール上、事前に撮了するしかなかったのだ。それらのリスクを背負ったほどの結果が、視聴率として現れていないことになる。
「同枠の4月クール『ボク、運命の人です。』には亀梨和也、7月クール『ウチの夫は仕事ができない』には関ジャニ∞の錦戸亮と、それぞれジャニーズタレントが主演していますが、どちらも第2話は視聴率を1ケタに落としたものの、9%台に止めています」(芸能ライター)という。それに比べると、櫻井の7%台というのは低い数字だ。
「期待されていた櫻井翔主演ドラマだけに、結果が出ていないのは、批判の対象になります。実際、最近では、嵐やジャニーズ不要論も出ているんです」(別の日テレ関係者)とのこと。櫻井自身も、『嵐にしやがれ』や報道番組『NEWS ZERO』で深い関わりがあるだけに、日テレとの関係を継続させるためにも、視聴率として良い結果が出ればいいのだが・・・。