昨年の有馬記念は9番人気ながら2着のダイワスカーレットに1馬身1/4差をつけての完勝。気楽な立場で運べたとはいえ、4角先頭で押し切った内容は圧巻でした。その後も日経賞、オールカマーを連覇するなど、昨年のグランプリ制覇がフロックでないことを証明しています。
そして、前走のジャパンCでは懸念された左回りを克服。長い直線で、いったんは先頭に立つ見せ場十分の走りで0秒2差4着。昨年、東京で振るわなかったことを考えると、この1年間でのパワーアップの跡がうかがえます。
昨年とは異なり、今年は他馬のマークが厳しくなることと思われますが、<7111>と得意の中山なら折り合いもバッチリつくし、前走以上のパフォーマンスを披露してくれること間違いなし! ここを最大目標に調整されてきたため、気配も抜群。レコードで走った実績があるように、ダイワスカーレットが引っ張る速い流れにも対応は十分可能なはずです。今年は堂々の本命馬として、主役の座を射止めます。