さて、今週は「第5回勝島王冠(SIII)」が大井競馬場でおこなわれます。2009年に準重賞から格上げとなりまだ5回目という新しい重賞ですが、東京大賞典へのステップレースとなるだけに出走メンバーは南関東屈指の好メンバーが揃ったハイレベルな一戦です!
大手を振って東京大賞典へ向かうのはこの馬! 目がぱっちりとしていて流星が綺麗なイケメン・ガンマーバーストです。イケメンで目のぱっちり具合が平岡祐太似のガンマーバーストですが、南関東へ移籍してきてから複勝圏内を外したのは転入初戦の報知グランプリカップの5着のみ。それも転入初戦で手探りの調整だったことや、内枠だったこともありスタート後のポジション取りで寄られ、折り合いを欠いてしまったことが敗因で力負けではありません。2戦目以降4戦3勝の好成績はもちろんのこと、3勝すべてで3馬身差以上の圧勝と力のあるところを見せています。また、出走メンバーを見る限り、上位人気になりそうなプレティオラスは最後方から競馬をする追い込み馬。そこで後続がプレティオラスを意識して仕掛けが遅れるようであればより勝ちに近づきます。気分良く行けそうな13番枠も良く、好条件が揃い勝ち負け必死です。
相手筆頭は強力な末脚が武器のプレティオラス。前走の東京記念では直線入り口まで最後方を追走し、直線だけで全馬を差し切った豪脚は圧巻。上がり3ハロンが最速なのはもちろんですが、次位と1秒4差も違う圧倒的な強さ。大井の直線は長いといえど、最後方から直線一気とはなかなか出来る芸当ではありません。しかし、前々走のレース内容が示す通り、2000mでは若干パフォーマンスが落ちるのも確か。今回はさらに1ハロン短くなるため、脚を溜め切れない恐れがあり対抗までとしました。
▲は休み明けを一叩きされて状態アップのソルテ。前走は休み明けで初の古馬相手、中団からしっかりと追い込みましたが、ゴール手前50mあたりから先頭と脚色が一緒になってしまい3着。それでも休み明けをだったことを考えると、一叩きすれば1800mは十分こなせるでしょうからここは一発があっても不思議ではありません。
以下、9歳にして安定した成績を残している衰え知らずのスターシップ、JBCクラシック5着の力を徐々に取り戻してきたテラザクラウドまで。
◎(13)ガンマーバースト
○(12)プレティオラス
▲(8)ソルテ
△(3)スターシップ
△(4)テラザクラウド
買い目
[馬単]6点
(13)→(12)(8)(3)(4)
(12)→(13)(8)
[3連単]6点
(13)→(12)(8)→(12)(8)(3)(4)
※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで選んだ4頭で決まり、3連単100万円越えあり。本人いわく馬の気持ちがわかるとか。