夏の新潟といえばヴォイス!完全な夏男が本領を発揮するときがやってきました。昨夏は新潟日報賞を完勝。4角11番手から長くいい脚を使い、上がり3Fはメンバー最速の33秒5。見事な差し切り勝ちでした。
続く新潟記念では初重賞挑戦ながら2着と好走。久々の2000m戦でしたが、折り合いもつき、大外から一頭、目立つ脚でグイグイ伸びました。ここでも最速の上がり3F33秒9を披露し、「新潟巧者」の仲間入りを果たしています。このあたりからとても競馬が上手になってきた印象。スパッと切れるというタイプではなく、ひと追いごとにジワジワと脚を伸ばしてくるので、やはりこの新潟の長い直線はピッタリです。
今年も気温の上昇とともに、状態は確実にアップ。叩き2戦目だった前々走のエプソムCではこの馬らしく最速の上がりで勝ち馬に0秒1差まで詰め寄りました。使われながら本来の走りを取り戻してきています。
前走の七夕賞は前が残る展開だったし、少し掛かってしまいましたからね。それに、小回りコースがいいとはいえませんから、条件も合わなかったのでしょう。
流れが速くなるマイルは一番得意としている距離。休み明けを3度使って、今回は走りごろ。今週のケイコでもやる気がみなぎっていました。長い直線を一気に突き抜けます。