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NHKが新元号初の紅白の“切り札”にすべく動いていると噂の、あの大物歌手とは

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桑田佳祐

 人気バンド・サザンオールスターズの桑田佳祐が今月12日、パーソナリティーを務めるTOKYO FM「桑田佳祐のやさしい夜遊び」に生出演し、昨年大みそかの「紅白歌合戦」を振り返った。

 サザンオールスターズは「紅白」の“真の大トリ”として、35年ぶりにNHKホールに登場。演歌界の大御所・北島三郎やユーミンこと松任谷由実らを巻き込み、ステージ上を縦横無尽に動き回ってパフォーマンスを行い、紅白を大いに盛り上げた。

 同番組で桑田は紅白について、「楽しかった。スリルがあって、おもしろくてワクワクして。初心に戻してくれた」。
 また、ユーミンとは32年ぶりの再会だったそうで、「(ステージ上で)ユーミンがこっちに向かってサンバ踊りしながら来るんですよ。救いの女神が来たと。千両役者だよ、あの人。救いの女神。場の空気が一変して、ホールに虹が出た」と絶賛した。

 「サザン、ユーミン、北島に加え、生中継ながら米津玄師まで出演。昨年の紅白はNHKの制作陣が総力を結集した。しかし、その反面、もはや“切り札”になる歌手を出し尽くしてしまった。今年の紅白で視聴者を驚かせるには、昨年引退した安室奈美恵さんの一夜限りの復帰ステージぐらいしかなさそう」(音楽業界関係者)

 ところが、NHKは今年の“切り札”候補に着々とアプローチしているのだとか。発売中の「週刊文春」(文芸春秋)によると、オフコース時代からテレビ嫌いで知られる小田和正と長きにわたり出演交渉を続けているのだとか。

 来月2日にはNHK-BSプレミアムで2時間特番「密着ドキュメント 小田和正〜毎日が“アンコール”〜」(仮)を放送。昨年のツアーに300時間にわたり完全密着しているというが、NHKがこれほど手厚い扱いをする歌手は他にいないという。

 今年の大みそか、NHKホールに小田の歌声が響き渡るかが注目される。

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