二コールとアーロン・エッカートは、舞台『ラビット・ホール』の映画化で、交通事故で失った息子の死を受け入れることに苦労するカップルを演じた。しかしアーロンは、この難しい問題の作品を撮影中、スタッフが二人の間に良い関係が保たれると期待していたことに驚いたという。
「ニコールは僕にイライラしていて、僕は彼女にイラついていたけど、それが映画撮影ってもんだよ。一日でもイライラすることが許されないってのかい? たった半日でも? 周りが、映画を作るのは時にピリピリして居心地の悪いものだっていうことに驚いていることに、僕は驚いたよ。だって本来そうなるものだろう?」「何十人、何百人もの働いている人達に囲まれているのは想像上のことで、ムカつくことは心から出てくるもんだ。売春、死、麻薬、その他いろいろな問題を扱うことになるんだよ。それが居心地の悪いものにならないなんて、どうやったら想像できるんだい?」
ジョニー・デップと共演した『ラム・ダイアリー』の撮影が当初のスケジュールを越えてしまったことからニコールと直接話をすることなく出演にサインしたアーロン、2人の間の雲行きは怪しかったが、ニコールとの仕事は良かったとE!オンラインに告白した。
「『ラム・ダイアリー』の撮影が2週間長くかかったんだ。天気が最悪でね。だからジョニーが僕を一緒に飛行機に乗せてくれて、ニューヨークまで送ってくれたんだ。次の日、僕はリハーサルで、翌週には撮影だったんだよ」
『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』のジョン・キャメロン・ミッチェルが監督した『ラビット・ホール』は、某夫婦のもとへ彼らの息子を事故死させた車の運転手が、事件に終止符を打とうと連絡を取ってきたとき、夫婦がどのように問題を乗り越えるかが描かれている。