「4月の番組改編で終了するという話ですから、これが本当なら3月末で、もこみちは消えることになります。番組開始当初の2011年から続いている長寿企画でしたが、最近はマンネリ気味。ゲストを招いて手料理を振る舞う『もてなしMOCO』としてリニューアルしていますが、思ったほど効果はなかったようです」(芸能ライター)
気になるのが彼の今後だが、SNS上ではユーチューバーへの転身を勧める声もある。確かに、クッキング風景は人気動画の1つだが、そこにも高い壁が。料理系のユーチューバーがかなりいるということだ。
例えば、チャンネル名『JunsKitchen』のJUNさんは不必要なしゃべりもなく、淡々と料理を作ることで知られている。ところが、出来上がるメニューはとにかくオシャレ。2012年から投稿開始して以来、今まで25本しか動画がないにも関わらず、チャンネル登録者数は330万人以上いる。
ベジタリアン料理のみを扱うユーチューバーも。それが、完全菜食主義者ビーガンの高嶋綾也さん。卵や乳製品も一切使用していないため、アレルギー体質の方にも優しいと好評だ。それでいて、クレームブリュレやアイスクリーム、水餃子、チャーハンなど、絶品スイーツや料理を作るテクニックがウケている。
夫婦で活躍する料理系ユーチューバーもいる。ホームページの作成やプログラミングを本業としているカズさんは、奥様のエリさんとともに「カズ飯」というチャンネルで共演。福井なまりで、なおかつ、夫婦のほんわかした雰囲気に癒されるといった声も多い。
飯テロ系の料理ユーチューバーも激戦区だ。きまぐれクックさんは、魚介類を自分でさばき、調理しているが、その包丁さばきもさることながら、カメラワークや編集技術においても群を抜いている。フグをさばいてフグ鍋を作る動画は、アップしてわずか10日で100万回再生されているというから驚異的だ。(注・諸条件満たしておりフグをさばけると本人がTwitterで説明している)
そんな熾烈なネットの世界に、もこみちが殴り込みとあれば、たちまち話題となる可能性も考えられなくはない。いずれにしても次はどんな一手を考えるのだろうか。