「もともと広いコースが向いているし、輸送が短くて走り慣れた京都ならイレ込む心配もないからね」と羽月調教師はうなずいた。
前走の名古屋大賞典は前に行って粘って2着。「小回りはあまり向かないし、実は急仕上げでもうひと追いほしい感じだった。それでも底力は十分示してくれた」
その後はここ目標に順調に乗り込みを消化。「叩いた上積みは十分だし、かなり状態はいい。昨年も強いレースをしてくれたけど、ここももちろん期待している」と話していた。
【最終追いVTR】DWで6F81秒7→66秒7→53秒2→38秒9→11秒9(一杯)。サクラインパルス(古馬500万)を追走。直線で馬体を併せてからは手応えで見劣り、併入するのが精いっぱいだったが、ケイコは動かないこの馬としては上々の時計が出た。気配は良好だ。