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アンタレスS(GIII、京都ダ1800メートル、26日) ワンダースピード 連覇へ向け、仕上がり上々

 重賞初制覇を達成した昨年からの連覇を狙うワンダースピード。全10勝中5勝が京都という得意の舞台で、強さを見せてくれそうだ。

 「もともと広いコースが向いているし、輸送が短くて走り慣れた京都ならイレ込む心配もないからね」と羽月調教師はうなずいた。
 前走の名古屋大賞典は前に行って粘って2着。「小回りはあまり向かないし、実は急仕上げでもうひと追いほしい感じだった。それでも底力は十分示してくれた」

 その後はここ目標に順調に乗り込みを消化。「叩いた上積みは十分だし、かなり状態はいい。昨年も強いレースをしてくれたけど、ここももちろん期待している」と話していた。

 【最終追いVTR】DWで6F81秒7→66秒7→53秒2→38秒9→11秒9(一杯)。サクラインパルス(古馬500万)を追走。直線で馬体を併せてからは手応えで見劣り、併入するのが精いっぱいだったが、ケイコは動かないこの馬としては上々の時計が出た。気配は良好だ。

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