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活躍の場が激減してしまった芸能リポーターの光と影

 テレビ朝日系「ワイド!スクランブル」などに出演し、芸能リポーターや映画評論家などとして活躍した福岡翼さんが、今年4月20日に慢性心不全増悪のため79歳で亡くなっていたことを、一部スポーツ紙が報じた。

 記事によると、福岡さんは親族と定期的に会っていたが、約束した日に現れなかったことから心配した親族が大阪に住む福岡さんの妹に電話。

 妹が上京して福岡さんの都内の自宅に入ったところ、ベッドの中で眠るように亡くなっていたというが、本人の遺志で公表を控えていたというのだ。

 「定期的にテレビ出演の仕事があればもっと早く亡くなったのも明らかになっていたでしょうが、最近は人件費削減で大きなニュースがある時にしか呼ばれなくなってしまっていました」(テレ朝関係者)

 福岡さんは70〜00年代、01年に亡くなった梨元勝さんや前田忠明氏(78)らとワイドショーの全盛期を支えていたが、年々、芸能リポーターたちの仕事は減って行った。

 「ワイドショー全盛期、各番組ごとに芸能リポーターを抱え、リポーターたちはかなり羽振りのいい生活を送っていました。しかし、ジャニーズを筆頭に、芸能プロの“言論統制”で自由に発言できなくなり、各局のコストカットでリポーターを抱える余裕がなくなりました。今や、各芸能プロにおもねっている某リポーターが所属するリポーターを各局に送り込んで“独り勝ち”の状態です」(芸能記者)

 芸能リポーターはかなり厳しい職業になってしまったようだ。

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