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【声優の履歴書】第40回 『クレヨンしんちゃん』野原ひまわり役・こおろぎさとみ

 声のお仕事である『声優』。顔の見えない裏方のお仕事でありながら、近年はアイドルとの垣根がなくなって来ており、バラエティー番組や、歌番組などに出演することも珍しくなく、注目度が増している職業である。そんな人気声優をフィーチャーするこの連載。第40回目としてお届けするのはこおろぎさとみ。

 こうろぎは、声優としては異色の経歴の持ち主であり、声優になる前は幼稚園教諭であった。故に声優としては遅咲きであり、26歳頃に芝居の勉強をし、現在の事務所「ぷろだくしょんバオバブ」に入所することになる。そして1988年放映のTVアニメ『それいけ!アンパンマン』・こひつじ役で念願の声優デビューを果たす。

 初レギュラーはデビュー翌年の1989年TVアニメ『ハーイあっこです』坂本ハナコ役で、初主演は1992年『ママは小学4年生』水木なつみ役である。

 演じる役は少女役が多いが、TVアニメ『少年アシベ』ゴマフアザラシ役や、TV『クレヨンしんちゃん』野原ひまわり役、TVアニメ『YWARA!』花園富薫子役など、赤ちゃんや、動物役などが目立っており、「台詞を話せてもらえない」役を演じることが多いのも特徴である。TVアニメ『機動戦士Vガンダム』ではカルルマン・ドゥカートゥス(赤ちゃん)、スージィ・リレーン(幼女)、コニー・フランシス(女性)、フランダース(動物)の4役を演じ分けており、圧倒的な演技力を披露した。ちなみに、今まで演じた印象の強い役はTVアニメ『少年アシベ』のゴマちゃんであり、理由は喉から血が出たからだという。

 同じ高校の同級生には、阪神タイガース監督・和田豊がおり、同じクラスには、同じく声優・音響監督である辻谷耕史がいた。

 声優を目指したきっかけは、劇場アニメ『アリオン』に影響されたことだという。声優デビュー後、同作品のヒロイン・レスフィーナ役の高橋美紀との共演を果たしている。

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