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なかなか進展しない高校野球の“球数制限”の議論 「7イニング制」も視野に入れる必要性は

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 先月23日〜今月3日まで、センバツが開催されていた高校野球。改めて言うまでもないが、今大会は“平成最初の王者”東邦(愛知)が、“平成最後の王者”に輝く結果となった。

 そんな高校野球界には、長らく議論が交わされている話題がある。それは、投手の故障を防ぐための「球数制限」。今春独自に導入予定だった新潟高野連が、その方針を撤回したことをご存知の方も多いだろう。

 賛成派、反対派が入り混じり、なかなか進展が見られない現状。新潟高野連が一石を投じたことにより、日本高野連は今月から「投手の障害予防に関する有識者会議」なるものをスタートさせるが、どこまで踏み込んだ議論ができるかは未知数だ。

 人によって立場は違うだろうが、筆者は球数制限賛成派である。一方、球数制限の議論が進まないのならば、軟式野球やソフトボールが用いる「7イニング制」の導入を視野に入れてもいいのではとの思いもある。

 現在の9イニングから7イニングになれば、その分、投手の球数は減少する。仮に延長に入ったとしても、8回からいきなりタイブレークを行えば、おおよそ100球前後まで抑えられるのではないか。

 加えて、イニングの短縮は球数だけでなく、試合時間の減少ももたらす。つまり、1日の試合日程にも、いくらかの余裕が生まれることになる。そうなれば日中の試合を避けることができ、投手以外の選手の疲労軽減にもつながっていくだろう。

また、7イニング制に関しては、U-18・U-23ワールドカップといった国際大会での導入が1月下旬に決定されてもいる。世界と足並みを合わせる意味でも、そして、国際大会への順応を楽にする意味でも、そのメリットは少なくないように思われる。

 もちろん、従来のスタイルから大幅に転換するということで、多くの反対意見が出ることは想像に難くない。ただ、球数制限の議論に落としどころが見出せないのならば、新たな選択肢として視野に入れるのも悪くない考えではないだろうか。

文 / 柴田雅人

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