幼い頃に吃音症をわずらっていたエミリー、公の場でスピーチをすることが大嫌いで、受賞することが出来なくても残念だと思わないという。
「私は『どうしても賞が欲しい』とかいう根性が無いの。負けてガッカリかって? 全然。ステージに上がってスピーチをしなくてすむかと思うと、むしろ安心するわ!」
またエミリーは、人の意見はそれぞれで、最高の作品や演技を表彰するということは特に必要ではないと語った。
「賞っていうのは理解するのが難しいわね。だって何が最高だったかっていうことについて、流れや一般論で評価されるんだもの」「何が良い演技かってことを、ハッキリさせることが出来るのかわからないわ。それって人それぞれじゃない。全員がオスカーを受賞した演技が最高だったとは思っていないんじゃないの」「もし受賞したとしても、そこには自分が受賞したことを毛嫌いする人々もいるのよ」