『BG』は初回視聴率15.7%で1月期ドラマのトップに立ったが、2話目は15.1%で『99.9』の18%という高視聴率に抜かれ、早くもデッドヒートを繰り広げている。
ちなみに、一昨年4月期の『99.9』のシーズンIは、平均視聴率17.2%を記録。一方、昨年1月期に同局で放送された木村主演のドラマ『A LIFE〜愛しき人〜』は14.5%で、松潤に軍配が上がっている。
「昨年1月期については、SMAPの解散騒動により、『A LIFE』と草なぎ剛主演の『嘘の戦争』(フジテレビ系)の対決が注目されました。結果はキムタクが勝利しましたが、『99.9』には大きく水を開けられたことで、業界内ではジャニタレの“世代交代”が囁かれ始めていたんです」(ドラマ関係者)
今回は前回と違い同時期のスタートで勝敗が明確に出るため、余計に注目が集まっている。
「『BG』は江口洋介や斎藤工、上川隆也、石田ゆり子ら主演級をずらり揃えて臨んでいる。初回トップのスタートに、テレ朝関係者はホッとしていましたよ」(テレビ誌関係者)
しかし、『BG』より前にスタートして初回視聴率15.1%だった『99.9』は、1月21日に放送された2話目で3%近くアップさせ、『BG』を抜き去った。
「2話目では、舞台となった石川県金沢市の観光スポット紹介のような映像がしばしば流れたのですが、それでも18%を記録した。つまり松潤の存在感で数字を取ったということ。今後も『BG』と『99.9』は競い合うでしょうが、キムタクの方は大物を揃えたアドバンテージがある。しかも今回のドラマでキムタクには、視聴者から“だいぶ老けた”との声も上がっており、数字によっては“松潤時代”への流れは強まるかもしれません」(芸能記者)
勝敗の行方やいかに。