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住友商事社員「就活女子大生レイプ」一流企業に潜むSEX毒牙

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提供:週刊実話

 大手ゼネコン・大林組で相次いで発覚し社会問題化している“就活セクハラ”だが、今度は日本が誇る大手商社でも逮捕者が出た。

 3月26日、警視庁中央署に準強制性交と窃盗の容疑で逮捕されたのは、住友商事の社員・三好琢也容疑者(24)だ。

 同容疑者は、就職活動のためにOB訪問に来た女子大生(21)を泥酔させ、この女子大生が予約していたホテルの部屋に侵入。性的暴行に及んだ疑いが持たれている。

 「容疑者は、同じ住友商事の同僚男性と共に女子大生を居酒屋に誘い、3月1日の夜から2日未明にかけ、『商社に入ったら酒ぐらい飲めなくてはダメだ』と一気飲みをさせるなど大量に飲酒させました。次の店では、『取引先とカラオケに行って歌うこともよくある』といって無理やり歌を唄わせ、ここでも酒をしこたま飲ませた」(全国紙記者)

 三好容疑者が悪質なのは、ここからだ。

 こうした事件は被害者を泥酔させ、いわゆる“送り狼”になるのがパターンだが、今回のケースは同僚が同席していた。そこで三好容疑者は、同僚と2人で女子大生をホテルの部屋に送り届け、その隙にホテルのカードキーを盗み、同僚と別れた後で、再び女子大生の部屋に1人で侵入したのだ。

 「酔いつぶれてベッドに横になっていた女子大生は、いきなり襲いかかられたそうです。送り届けて出て行ったはずの男が部屋にいる…。その状況が理解できずパニックになり、恐怖で抵抗できなかったのでしょう。女子大生は、翌朝、三好容疑者が引き揚げるのを待って警察に駆け込み、すぐに被害届を提出しました」(同)

 警察の調べに対し、三好容疑者は「間違いありません」と容疑を認めている。

 前代未聞の不祥事に、住友商事は大揺れ。「このような事態が二度と起こらないよう繰り返し社内徹底して参ります」という声明を発表し、ただちに三好容疑者を懲戒解雇処分にした。

 香川県出身の三好容疑者は、県立高松商業高校卒業後、1年浪人して代々木ゼミナールに通い、慶應義塾大学法学部法律学科に合格。’18年3月に卒業し、4月に住友商事に入社していた。

 「彼には三度びっくりさせられました」と語るのは、高校の同級生だ。

 「最初は慶應に合格したとき。県立の商業高校から、慶應に合格するのは至難の業ですからね。しかも、就職先が天下の住友商事で二度びっくり。三度目はレイプで逮捕ですから」

 高校時代は口数が少なく、友人も多いほうではなかったという三好容疑者の印象を、同級生が続ける。

「何を考えているのか分からないようなところがあったから、みんな怖がって距離感のある付き合い方をしてましたね」

 三好容疑者が怖がられていた理由は、それだけではない。体重100キロ近いマッチョで、空手の有段者だったというのだ。

 「慶應で日本拳法も始めて、そちらも二段を取ったと聞きました。空手も三段になっていたそうですから、襲われた女の子が抵抗なんてできるわけがない」(同)

 慶應義塾大学では「昭霊空手会」と「體育會拳法部」に所属。拳法部のブログには、入部の動機を次のように記していた。
〈小学校から高校まで、空手(伝統派)をやっていました。入部したのはただ単純に格闘技が好きだったのと、部の雰囲気が良かったからです。少しでも部の力になれるよう日々精進に励みます!〉

 殊勝に意気込みを綴っていた青年は、格闘技で培った不屈の精神で超難関を突破。エリート集団・住友商事の一員となり、輝かしい未来が待っているはずだった。が、昨年8月のツイッターには、こんな書き込みを残している。
〈リーマン向いてないことを痛感した。(中略)リーマンやめてのんびり農業でもしようかな〉

 わずか入社4カ月で、この境地――。別の一流商社に勤める若手社員が、容疑者の心境を代弁する。
「たぶん“本物のエリートたち”を目の当たりにして心が折れたんだと思う。一流商社に入ってくる人間は、小さい頃から親に英才教育を施され、中学・高校から各地の名門進学校でライバルたちと切磋琢磨してますからね。だいたい、そこからストレートで一流大学を出て入社する。昭和のモーレツ社員が好きな会社の体質で、彼のような“体育会系枠”もいますけど、最初から出世は望めない。一瞬だけ夢を見た分、自分の立場に気づかされると挫折感も大きいはず。ある意味、彼らはピュアだから」

 こうした挫折感から暴走が始まったのか、前述の「サラリーマンに向いていない」と書き込みをした同じ月に、今回の事件を示唆するコメントも残されていた。
〈深夜から朝方にかけて酒の席に登場するのが、そう「漢、三好琢也!」又の名を「性獣、三好琢也」〉

 問題なのは、この性獣が犯行に及んだ時期だ。のちに不起訴となったが、大林組の社員(27)が、OB訪問で知り合った就活中の女子大生を自宅に連れ込んだとして強制わいせつの疑いで逮捕されたのが2月18日。同21日には一斉に報道され、“就活セクハラ”の実態が明らかになり、大騒ぎになっている最中の犯行だったのだ。

 「大林組の事件をヒントにした“自爆テロ”かもしれませんよ」(前出・別の商社の若手社員)

 一流企業特有の体質に、問題の根がありそうだ。

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