各紙によると、2月に発売された45周年記念アルバムの購入者特典として、同コンサートのチケットが申し込める仕組みだったが、380人の定員に対して約1300通の応募が。いまだに根強い人気であることをうかがわせた。
桜田が公の場に姿を見せたのは、昨年4月に同所でのイベントにゲスト出演して以来、1年ぶり。単独コンサートは、2013年11月の40周年記念コンサート以来、4年4か月ぶりとなった。
桜田は往年のヒット曲「サンタモニカの風」や「しあわせ芝居」など、約2時間で13曲を熱唱。コントを披露して笑いを誘う一幕もあったという。
終演後、報道陣やファン約300人が待ち受ける中、劇場の裏口から笑顔で姿を見せ、ファンから花束を受け取り、握手に応じる場面も。しかし、報道陣からの質問には応じることなく車で会場を後にしたという。
「92年に統一教会の合同結婚式に参加後、批判を浴びて芸能活動を休止。しかし、桜田本人はこれまで引退や活動休止を発表したことはなかった。一方で、13年に活動を再開してからは教団との関係について言及せず。さらには教団の被害者について謝罪もしていない。それをしないと、世間は復帰を許さないのでは」(芸能記者)
桜田をめぐっては、全国霊感商法対策弁護士連絡会が今月13日、都内で会見。「世界平和統一家庭連合(=統一教会)による献金強要、さらには詐欺脅迫的勧誘による被害発生に、桜田淳子氏は今も無批判に関わり続けています」などとし、芸能活動復帰に反対する声明を出していた。
今後の桜田の対応が注目される。