お店の色によりますが、最近はそういったものを設けるお店が多く見受けられます。夏は浴衣デーやバドガールデー、などなど。私はそういったノリのいいお店はあまり経験したことがないのですが、20歳の頃に勤めていたキャバクラでは、一度だけコスプレをしたことがありました。ちょうど今くらいの季節でしたねぇ。おそらく2月って、年末年始のあとですし、お店もお客様を呼ぼうと必死だったのでしょう。
同じお店で1つ年上のルナちゃんは、メイド喫茶出身のスーパーコスプレ嬢でした。なんといっても凄いのはその私服で、歩く不思議の国のアリスと言わんばかりのメルヘンチックなお洋服を毎日着ていて、ヘアスタイルはツインテールが基本。そのルナちゃんと私は家が近いこともあり、公私ともに仲良しでした。
お店側が突然提案した最初で最後のコスプレデーにルナちゃんはノリノリでした。でも私はと言えば…。コスプレと言っても、ハロウィンの季節じゃあるまいし、そんな服持ってないし! とマネージャーに逆切れ。そもそもコスプレなんて恥ずかしいし私のキャラじゃない! とがむしゃらにお休みを希望したのです(笑)。ところが希望は通らず、仕方なくルナちゃんに相談することにしたのです。
すると彼女は「任せて!」と気合い十分。翌日部屋に招かれ、コスプレ試着会が行われました。ルナちゃんのクローゼットには所狭しと某アニメのキャラクターの衣装や、ナース服まで、バラエティに飛んだコスプレ衣装がズラリ。何着も試着したあと、ルナちゃんのアドバイスで私は「涼宮ハルヒ」をやることになりました。
イベントは大成功でした(笑)。私のお客様は何故かM男やオタク系が多かったので、まさかまちこがハルヒを選ぶとは! と驚かれました。やってもミニスカポリスかエロナースだろうと思われていたみたいです。
今となっては懐かしい思い出ですが、機会があればまた…挑戦してみたいものです(笑)。
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