初勝利を挙げた中山の芝のマイル戦では1分34秒4の好時計勝ちを収めると、続くサフラン賞では、終始外を回りながらも直線鋭く追い込み1分21秒5のレコード勝ち。調教などで教わっていないことなども、実戦に行くとまるでレースをわかっているかのような力強い走りを見せるバイオ。その抜群のセンスには目を見張るものがあります。そして牡馬相手に挑んだ重賞の京王杯2歳Sでは、スタートで躓き大きく遅れたにも関わらず、4角17番手の最後方から直線は内を突いてグイグイと伸び、メンバー最速の上がり34秒0を駆使して0秒2差の2着。勝ち馬エイシンアポロンはその後の朝日杯FS、弥生賞を共に2着の実力馬。3歳牡馬の中でも5本指には入る力の持ち主でもありますから、ハイレベルなレースでの好走は見逃せません。
前走の阪神JFは、スタートを決め好位からの競馬。道中は折り合って追走し、器用な走りを展開。手応えは抜群で、最後の直線では差し返す根性を見せ、0秒1差の2着と健闘。間を割って出る闘争心など、勝負魂は相当なモノで強いハートに心を惹かれます。まだ成長途上だし、仕上げきっていない状態でもありましたから、GI2着は奥深さを感じますね。
休み明けになりますが、ここ目標に乗り込みは十分。動きは申し分なく、馬自身のヤル気が漲っている様子もいいと思います。成長分として増えた馬体は逞しくなっており、成長力に期待。馬体はそれほど大きくなく、父のようにどんな競馬にも対応できる器用さとセンスがあります。頭のいいところを含め、生まれ持った資質の高さは現段階では群を抜いているような感じさえします。7番枠は外過ぎないのでいい位置につけられそうだし、馬群にもヒルまず中団辺りからうまく立ち回ってくれそう。直線抜け出し、力強く差す競馬を披露してくれるでしょう。
(7)アニメイトバイオ
(8)マイネアロマ
(2)ギンザボナンザ
(1)オルレアンノオトメ
(12)トーセンフリージア
(5)リープオブフェイス
(15)ワシリーサ
(13)プリマビスティー
(14)エムオーハンズ
馬単 (7)(8) (7)(2) (7)(1)
3連単 (7)(8)→(7)(8)(2)(1)(12)(5)(15)(13)(14)→(7)(8)(2)(1)(12)(5)(15)(13)(14)