梨元さんは5月末から都内の病院に入院し闘病しながら、夕刊紙の連載や、主幹をつとめる携帯サイト「梨元芸能!裏チャンネル(以下・裏チャン」でコラムを執筆し、病室からもスクープを追った。
「最近ではタレントの黒田アーサーと、テレビ東京の大橋未歩アナ似の一般人女性との交際をスクープしていた。ジャニーズ事務所の圧力に屈せず、徹底的にネタを追いかけていたため民放各局のワイドショーは梨元さんを使わなくなったが、闘病生活から死去は各局で大々的に取り上げられた」(ワイドショー関係者)
たしかに、「裏チャン」ではスポーツ紙やワイドショーが決して触れないジャニーズタレントのネタを連発。ほかにも、“タブー”とされているネタにどんどん斬り込んで行った。
「名前は言わないが、梨元さん以外のベテラン芸能リポーターの多くは特定の芸能プロの“手下”で、癒着することによって時にはスクープを飛ばすスタイル。梨元さんの後継者となる人物もいないから、事務所やタレントにとって不利益な芸能ニュースはほとんどなくなるだろう」(週刊誌記者)
さらに、今までは『梨元勝』という大看板でスクープを飛ばされ事務所も黙認せざるを得なかったようだが、「『裏チャン』に業を煮やしていた芸能プロは数多く、梨元さんが亡くなったのをいいことに取材拒否などの圧力をかける芸能プロもありそう」(同)。
芸能ニュースを発信する側にとって梨元さんの死はあまりにも大きすぎる損失だ。