多数の傍聴希望者が訪れると予想されているためか、公判の傍聴希望者の抽選は、東京地裁近くの日比谷公園で行われることが決定している。
「メディア関係者のみならず、ジャニーズ事務所時代からの田口被告のファンも傍聴券を求めて大挙して押し寄せることになるのでは。とはいえ、もはや第一線で活躍していないので、驚くほどの倍率にはならないと思う」(芸能記者)
2人は5月22日、同居していた東京都世田谷区内のマンションで、乾燥大麻約2.2gを所持していたとして逮捕・起訴され、6月7日に時間差で保釈されていた。
小嶺被告は田口被告よりもひと足作に裏口から車に乗り込み、その姿を見せずに勾留先の警視庁東京湾岸署を後にした。
それに対し、田口被告は堂々と正面入り口から出てくると、「金輪際、大麻などの違法薬物、そして犯罪に手を染めないことをここに誓います」などと述べ、約20秒間土下座し謝罪した。
「意味不明の土下座パフォーマンスだったが、田口被告は満足げな表情だった。初公判の2日前には田口被告の“育ての親”であるジャニー喜多川さんが死去。おそらく、田口被告は法廷でジャニーさんに対して更生を誓いそう。田口被告が名前を出さない場合、もし目立ちたがりの裁判だったらジャニーさんの名前を出して田口被告を説諭するのでは」(同前)
法廷で名前を出されたら、ジャニーさんやその関係者はたまったものではないだろう。