May J.は'06年に歌手デビュー。ヒット曲に恵まれず不遇な時代を過ごしたが、'12年6月にテレ朝の『仕分け∞』に出演したことがきっかけで、一躍脚光を浴びた。
「『仕分け∞』でMay J.は“カラオケ得点対決”にチャレンジし、26週連続で勝ち抜き“歌うま女王”とまで呼ばれた。しかし、音を外したりチャレンジャーの方が明らかに上手くても勝利する場面が見られたため、音楽業界では“番組の目玉を作るためのヤラセなのでは”との疑惑が浮上したのです」(音楽番組関係者)
そのMay J.も27週目にはサラ・オレインに敗北。ただし、その時にはすでにアニメ映画『アナと雪の女王』で担当した主題歌『Let it Go』が大ヒットし、スター歌手に成長していた。
「この曲は映画で主役・エルサの声優を務めている松たか子も歌っている。それでもテレビではMay J.しか歌わないことから、今度は“松の方が上手いのになぜ”と批判する声も聞こえた。彼女はめげずに、歌う機会があればどこにでも出かけて歌っていましたよ」(レコード関係者)
今年2月に開かれた『東京スポーツ映画大賞』の“ビートたけしのエンターテインメント部門”の話題賞に選ばれた際には、アカペラでヒット曲を披露し、たけしを感動させている。
ところが、今年3月に終了した『仕分け∞』の特番の出演に、May J.が難色を示しているという情報が流れたのだ。
「May J.がカラオケ対決で負けたサラが歌った曲は、彼女のヒット曲の英語版だった。その際にプライドが傷つけられたことを引きずっているのでは…」
前出の音楽番組関係者はこう話すが、一方でテレ朝関係者は、「制作側が彼女に替わるスターを作るためにオファーをためらっている」とも言う。
出演の行方に注目だ。