「『相棒』は17年続く大ヒットシリーズ。その最大の功労者・水谷は、裏では“天皇”と言われ、キャスティングなどの権限も握っているそうです。現場ではキャスト、スタッフ全員、彼の顔色をうかがっていると言われています」(芸能ライター)
その中で噴出したのが水谷と及川との確執というわけだ。
「実はそもそも先日離婚した檀れいとは、この『相棒』で知り合って結婚した仲。そこで水谷は結婚式の仲人を買って出たと言われています。しかし、その直後に及川の不倫疑惑報道が飛び出ました。これによって顔に泥に塗られた形となった水谷が激怒。及川を降板させたと言われています」(同)
不仲説はこうしたことから言われているのだが、水谷は一方で、及川に恩義を感じているという。
「及川が相棒時代に出ていた、映画『相棒 -劇場版II- 警視庁占拠! 特命係の一番長い夜』の興行収入は31.8億円を突破。さらに、同映画が2012年に地上波初放送された際には、19.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)という高視聴率を記録するなど、衰えぬ人気を獲得しています。及川演じる神戸尊の活躍がなければ、現在まで続く『相棒』シリーズはなかったともいわれています」(同)
つまり、水谷にとって及川は、不倫疑惑報道が事実だとしても関係を完全に絶てない間柄というわけだ。
「今回の元日スペシャルでは、水谷は及川と会うなりハグしてきたそうです。やはり彼なりに思うところがあるのでしょうか」(同)
いずれにせよ、最近はかつてほど勢いがないと言われている『相棒』。ここでなんとか踏ん張ってほしいものだ。