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EXILE・ATSUSHIの名前も 出所者の社会復帰を支援する「餃子店」のお味

 「平成26年版犯罪白書」によれば、現在日本には6万2971人の受刑者がいるという。彼らが出所した際に困るのが、就職先と住居。ネットカフェに寝泊まりし、仕事が見つからないまま刑務所時代に貯めた作業報奨金を使い果たした揚げ句、再び犯罪に手を染める例も少なくない。そんな彼らにとっての心強い店『新宿駆け込み餃子』が今年4月、東京・新宿の歌舞伎町にオープンし、あの有名人も駆けつけるほどの話題を呼んでいる。

 《出所者の再犯防止と社会復帰の支援を行う再チャレンジ機構の活動理念に賛同し、出所者に新たな就労機会や研修の場を提供することで、希望の道を開きます》
 こうホームページで謳う通り、同店は社会生活が困難になった若者や矯正施設出所者等に復帰の機会を拡大することを目的とした『一般社団法人 再チャレンジ支援機構』に賛同する形で、その受け皿を担う飲食店なのだ。

 歌舞伎町のど真ん中にある店内は、祭り囃子のような賑やかな音楽が鳴り響き、ハッピを着た店員たちが威勢よく切り盛りしている。店名にもなっている“餃子”は、水、焼き、揚げ…といくつか種類があり、出てくるまでに10分ほどかかるが、待っている間に食べられるよう、おでんや馬刺なども提供。また、餃子を食べたときに飛び出る肉汁を受け止められるよう大きなスプーンが付いてくる気遣いも心温まる。

 そんな『駆け込み餃子』店内の壁には、おびただしい数の木札が掲げられている。
 これは、同店のコンセプトに賛同した客が購入した“納め札”だという。見ると、「菅原文太」や「EXILE ATSUSHI」などの有名芸能人に、文化人、政治家の名も並んでいた。

 若者に絶大な人気を誇るATSUSHIの場合、『生体システム実践研究会』なる団体に傾倒しているとされ、今年3月には週刊誌で「スタッフの食事にも謎の水が入ったスプレーを吹きかける」、「研究所で月に数回行われる勉強会にも、熱心に参加している」、「販売しているCDも、件の生体エネルギーを通した『質の高い電気』で作成」などのハマリっぷりが報じられ、その奇行が注目されている。
 ひょっとして、自身の信じる物が誰にも理解されない気持ちから、同じような生き辛さを抱える出所者たちに寄り添っているのか?

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