今回も、開演前の会場BGMからその様子がうかがえる。スクリーン越しに映し出されるペンギンの着ぐるみを着たDJが、次々とパーティーチューンでつなぎ会場を温めていく。自然と体は揺れ、心地よい空間となる。そして、メンバーの影絵を使ったプロジェクションマッピングで徐々にヒートアップ。カウントダウンと共にスクリーン幕が降ろされると、そこには初披露となるピンク色を基調としたキュートなワンピース衣装とベレー帽に身を包んだ9体のドール達(TPD)が現れ、一気に会場のボルテージは最高潮に! その勢いのままに、「WAKE ME UP!!」「TOKYO ROMANCE」「東京ハッカーズ・ナイトグル−ヴ」とアッパーチューンで立て続けに攻めの選曲! タオルを振りまわしたり、多彩なレーザー光線、プロジェクションマッピングを使った演出で、心が躍る感覚に。
その後は、ダンサミスタイルのままでも、よりメンバーの個性を魅せるソロパートや、ユニット曲を次々とパフォーマンス。また、初代TPDの楽曲初披露や、衣装の早着替え、ユーモア・ドラマ性など新たな演出も。終盤は、先日公開されたばかりの2ndシングル「DREAM TRIGGER」(11月26日発売)のミュージックビデオで着用していた赤と黒の衣装で、「キスは少年を浪費する」、デビュー曲「BRAND NEW STORY」、「DREAM TRIGGER」と力強いナンバーを披露。メンバーのワンマンライブにかける想いや情熱が、表情や歌声、ダンスパフォーマンスにも表れ、確実に今夏より進化しているのが分かる。
TPDのZeppツアーは、11月5日(水)Zepp Nagoya(愛知)、11月21日(金)Zepp Fukuoka(福岡)、11月26日(水)Zepp DiverCity Tokyo(東京)の3公演。たくさんの見どころが詰め込まれているライブは、ぜひとも会場に足を運んで、その目と耳と体で楽しんで欲しいところだ。
■東京パフォーマンスドール公式サイト http://tpd-web.com/