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【放送事故伝説】ネット配信でついに死亡者が!過去には火事現場を配信した人物も

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画像はイメージです

 2019年4月8日、動画配信サービス「YouTubeライブ」で、いたましい死亡事故が発生したとして話題になっている。

 この日、YouTubeチャンネル「sola Channel」で動画を配信していた女性Youtuber谷田部空さんが、握りこぶしほどの大きさのある赤飯を一気に口の中に頬張り、息ができなくなって失神。救急隊員が処置したが、窒息死してしまうという事故が起こったのだ。

 海外では動画の配信中に事故が発生し、亡くなってしまう事故は多く報告されているが、日本では類例がないケースだった。

 さて、そんなネット上の放送事故であるが、日本では「赤飯事件」からさかのぼること4年前、火の不始末から火災を発生させ、自宅が炎に包まれる一部始終を全世界に配信してしまった人物がいた。

 事件が発生したのは2015年10月。「kukuluLIVE」という配信サイトで人気ゲームソフト「マインクラフト」の様子を配信していた40代の男性の自宅が現場だった。彼は配信の途中、買ったばかりのオイルマッチを試していたところ、使い方が分からず着火に失敗、火のついたオイルマッチを床に落としてしまったのだ。

 パニックになった配信者は火を消そうと、風呂場にあった洗面器に水をくんで消そうとしたが、配信者の部屋は本やダンボールなどよく燃えるものばかりで、どんどん燃え広がってしまった。

 配信者は音声マイクを抜いて外へ避難したものの、パソコンとカメラはそのまま部屋に放置していたため、火事の一部始終が全世界に中継されることになった。結果、木造2階建ての2階が燃え落ち、配信者や同居していた家族ら数人がヤケドを負った。

 この動画は日本を飛び越え、世界のニュース番組でも「衝撃映像」として紹介された。その一方、日本ではこの動画をきっかけに、若い人の間で防災意識が高まったという報告もあり、インターネット通販サイトAmazonでは消化器が大きな売上を伸ばす現象も起こったという。

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