公演中、自身の誕生日である4月19日に、秋葉原のAKB48劇場で行われる劇場公演をもって、グループから卒業すると発表した小嶋だが、前夜祭を振り返った第一声を「完全燃焼しました」とコメント。「明日なにしたらいいんだろ…。出てこない」と早くも燃え尽きた様子だった。
この日のセットリストは自身で考えたそうで、「それを今日みんなに見せることができて嬉しかったです」と笑顔を見せる。序盤では自身と親交が深いゲストと共に「芸人祭り」を行うなど、「自分が面白いと思うことを全部やりました」とのこと。
しかし、盛り上がりも心配していたようで「途中までのブロックですごく滑ったら、あとから取り戻そうと思って、ファンの方が見たいだろうなと思う曲を後半に並べました(笑)」と保険をかけていたと明かした。
アンコールで『10年桜』を歌唱中に、メンバーの峯岸みなみにつられて号泣したが、そのことについては「私もビックリしました。明日にとっておいた方がいいかなと思ったんですけど、峯岸の顔をみたら涙が出てきました」と話した。
卒業公演を誕生日の前日の4月18日に行い、28歳のうちに卒業することも考えたそうで、「29(歳)のアイドルって嫌じゃないですか」と理由を語る。しかし、AKB48卒業メンバーとしては28歳でも29歳でも、最年長卒業記録になることを知り、「あきらめて、もういいかなって」と思ったとのことだった。(斎藤雅道)