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期待された“身内ネタ”はなさそうなおおみそかの人気特番

 俳優の佐野史郎(64)が6日、12月31日放送予定の日本テレビ系「ガキの使いやあらへんで!!年末スペシャル(仮題)」の収録中に第三腰椎を骨折し、全治2ヵ月のケガを負ったことが発覚した。

 各スポーツ紙によると、佐野は6日午後8時ごろ、茨城県内で行われた同番組のロケに参加。上部をくり抜いた高さ約90㎝のドラム缶の中に、500ミリリットルの液体窒素を入れたペットボトルを縦に置き、その上に板と座布団を敷、佐野がラーメンを手に持ってあぐらをかいて座っていたという。

 ペットボトルが破裂した衝撃を受けても、佐野がラーメンを食べ続けられるかを試し、それを出演者が笑わずに見届ける、という企画。佐野はドラム缶から転落はしなかったが、破裂の衝撃で腰を痛めたとみられているそうで、病院に直行し、第三腰椎骨折の診断を受けて入院。手術の必要はないが2週間の安静が必要とされたという。

 同局は謝罪コメントを発表し、「佐野さんの当該部分につきましては放送を検討中です」と説明。佐野は「放送に関しましては、私の負傷で笑えない状況にならないよう放送されることを、心より願っております」とコメントを発表したのだが…。

 「今年の年末特番は『絶対に笑ってはいけない吉本興業』にすれば紅白に迫る高視聴率をゲットできたはず。そこで闇営業問題で謹慎中の雨上がり決死隊・宮迫博之とロンドンブーツ1号2号の田村亮を復帰させるのがそれ以上ない得策だったはず。しかし、どうやら大崎洋会長がその案にダメ出しをしたのでほかの企画にしてしまったようだ。それほどの高視聴率は見込めないのでは」(テレビ局関係者)

 1日も早い佐野の回復を祈りたい。

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