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パチンコ台になる『火曜サスペンス劇場』 ニンマリする船越英一郎のそろばん勘定

 2時間ドラマの出演回数の多い船越英一郎よりも、金銭にうるさい女房の松居一代の方が大喜びだろう。
 日本テレビ系の2時間ドラマ『火曜サスペンス劇場』が、5月下旬にタイヨーエレックからパチンコ台としてホールデビューすることになった。『火サス』といえば、1981年9月に放送開始。'05年9月に打ち切りになるまで人気を博した2時間ミステリードラマである。
 となれば、パチンコ台にひんぱんに登場する船越に多額のギャラが入ってきて当然だ。

 船越は'83年に松本清張『歯止め』で初出演。同作品を出発点にして膨大な数の2時間ドラマに出ている。とりわけ『火サス』では、一俳優としてはもっとも出番が多かった。
 「今回のパチンコ台は、2時間ドラマの帝王と呼ばれている船越の実写が目玉になる。そのため船越は制作会見に主賓客で招待された。台には船越を思わせるイラストまで見受けられます」(芸能界事情通)

 船越は、このパチンコ台でいくら儲けるのか。
 収入構造が複雑なため、順を追って説明しよう。権利保有者は日本テレビ、大映テレビ、片平なぎさがらみでホリプロ、東宝芸能、山村美沙オフィス、タイヨーエレックの6社。
 「『火サス』関連の出演者、つまり船越にギャラを払うのは日テレになります」(パチンコ権利売買業者)

 その額が台販売収入から払われる。
 タイヨーエレックが、仮に1台35万円で販売。5万台売れた場合、全売り上げは175億円で、その10%が力関係によって各社に振り分けられるのだ。日テレが手にするのはおそらく3〜4億円だろう。
 「船越個人は、古い実写の二次使用料を受け取るわけで、それほど多額というわけでもない。古い商慣習から推察するに1000万円程度でしょう」(前出・芸能界事情通)

 パチンコの二次使用料の計算は複雑。ただ、船越本人は遊んでいても儲かるのだから、笑いがとまらないはずだ。ただし、船越もにやけている場合でもない。
 「最近は2時間ドラマが減っている。目下、TBSの『月曜ゴールデン劇場』、テレ東の『水曜ミステリー9』、フジの『金曜プレステージ』、テレ朝の『土曜ワイド劇場』などがある程度。しかも、すべてがミステリー枠ではない。船越も最近はヒマそうで、バラエティーにもよく顔を出している」(芸能レポーター)

 今後の船越には、下火の俳優業をいかにV字回復させるか、大きな課題が待ち受けている。

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