夕刊紙「日刊ゲンダイ」に対して被害を告発したのは、「別れのブルース」、「東京ブギウギ」、「銀座カンカン娘」などの和製ポップスで知られる国民栄誉賞受賞作曲家・服部良一さんの次男で俳優・音楽家の服部吉次氏。長兄は作曲家の故・服部克久氏だ。
吉次氏によると、もともと、父親とジャニー氏が親交があり、ジャニー氏が自宅に遊びに来るような関係に。当時、ジャニー氏は21歳、吉次氏は8歳。ジャニー氏が自宅に泊まった日、一緒に寝ていたところ手で股間をまさぐられ、初めての射精に導かれてしまったというのだ。
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そのことは両親にも言えず、1年で30回ほど同じ行為をされてしまったのだとか。また、吉次氏の父親の別荘にジャニー氏が大人1人、ほかは少年5人で宿泊した際、少年全員が性被害に遭ってしまったというのだ。
「もし、大人の男性が女児に同じことをしていたら、大事件になるはずだが、ジャニー氏はなぜかまかり通ってしまった。吉次氏は現在、78歳なので、ジャニー氏が亡くなってからの4年を引いても、少なくても60年以上はジャニー氏の性被害者がいたことが明らかになった」(芸能記者)
元ジャニーズ所属以外の被害者の告発はレアケースだが、今後も名乗り出る可能性もありそう。
そして、所属タレントに着実に悪影響が出始めていることを、発売中の「週刊文春」(文芸春秋)が報じた。
記事によると、大手化粧品会社・資生堂が今秋の高級メンズ化粧品のリニューアルにあたって、CMなどのイメージキャラクターに木村拓哉を起用する予定だったが、性加害問題を受け白紙になってしまったというのだ。
テレビ各局はまだまだ〝ジャニーズ離れ〟できない中、正常な判断をするCMスポンサーが徐々に増えそうだ。