ある番組で、スイカの早食い対決に挑んだ岡村。これは2020年3月に亡くなった志村けんさんの持ちネタの一つであり、夏の風物詩とも言える。
いざ食べ始めようとする瞬間、「きれいに食べて下さい」とフロアにいるスタッフから手書きカンペが出された。岡村は今の時代にほぼカンペは印刷されているとし、「手書きで書いたって、上からの指示なんです。『汚いことするなよ』『オンエアできなくなるから』『きれいに食べてもらえ』」と裏事情を語った。
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岡村は衣装の上からカッパのようなものを被せられていた。当然、岡村は志村さんのようにスイカを歯で押しつぶしていく食べ方を考えていたのだろうが、全く真逆の指示が来てしまったのだ。結果的に「オジサン2人がゆっくりスイカを食べる」だけの映像になってしまったという。岡村は「まあ、多分オンエアないですよ」と語っていた。
岡村は「時代やねんね。食べ物を粗末にするな言われたらかなわんし」と一定の理解を示しつつも、「為す術なし。ただスイカ食べただけという……」とやはり不満気だった。
さらに、岡村は「あんなに志村けんさんのことが好きで、夏になったらあんだけ真似してきてやって来たんですけど。何かもう恥ずかしいと言うか。志村さんにも申し訳ない。『何やってんのお前』と(志村さんの声が)ちょっと聞こえた。天国から」と話し、席に戻った時には金縛りのようになったという。これには矢部も「スベった上に怒られてんのや」と強烈なツッコミを入れていた。
これには、ネット上で「今のテレビは、あれもだめこれもだめなんだな」「事前に言うとけいう話やな」といった声が聞かれた。