さて、今週は牝馬3冠レースの3冠目「第59回関東オークス(JpnII)」が川崎競馬場でおこなわれる。
樫の女王の座に就くのはメイショウオーロラ。前走は離された3着に敗れたが、勝ち馬はデビューから5戦4勝で、唯一の敗戦は距離が短かったため。1800m以上では4戦4勝で、それも前走の兵庫チャンピオンチップでは、2着に1秒0差をつける圧巻の走り。その馬に勝ちに行っての敗戦だけに致し方なし。メイショウオーロラ自身、特筆すべきは前々走の3歳1勝クラス。1000m通過が1分1秒2というハイペースの中、2番手から競馬をし、メンバー中5位の上がりでまとめて逃げ切り勝ちと力を見せつけた。今回は距離延長となるが、馬体的にも血統的にも望むところ。メンバー的にもマイペースでの競馬ができそうで、樫の女王の座に就く可能性は高いと見る。
相手本線はフェブランシェ。デビュー戦こそ芝で5着に敗れたが、ダートへ矛先を向けた2戦目が圧巻の走り。まずまずのスタートから2番手の位置取りで、2コーナーあたりまで掛かり気味で折り合いを欠いていたが、直線早々先頭に立つと後続を突き放して2着に1秒1差を付ける圧勝。前走の3歳1勝クラスでは、ハナ差で接戦だったが、終始外目を回るロスや、ゴール手前で2着馬に寄られる不利がありながら勝ち切った内容は、着差以上に評価できる。今回は初の地方の馬場になるが、500㎏を優に超える大型馬でパワータイプと、地方の馬場はもって来いのタイプ。ここも上位争いは必至だろう。
▲はクレメダンジュ。以下、パライバトルマリン、メイドイットマムまで。
◎(11)メイショウオーロラ
○(13)フェブランシェ
▲(3)クレメダンジュ
△(10)パライバトルマリン
△(9)メイドイットマム
買い目
【馬単】5点
(11)→(3)(9)(10)(13)
(13)→(11)
【3連複1頭軸流し】3点
(11)(13)-(3)(9)(10)
【3連単フォーメーション】9点
(11)→(3)(13)→(3)(9)(10)(13)
(13)→(11)→(3)(9)(10)
※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで推奨した4頭で決まり、3連単100万越えあり。