この日、番組がスタートして約20分過ぎから、同問題についての特集がオンエアされた。武田アナは「ジャニーズ事務所の創業者・ジャニー喜多川氏の性被害問題ついて、被害を訴えている元ジャニーズJr.のカウアン・オカモトさんが永田町に招かれて発言しました」と告げて、取材VTRを振った。
VTRでは、カウアン氏、さらに同じくジャニー氏から性被害を受けたと実名告白している橋田康氏が、国会内で開かれた「性被害・児童虐待ヒアリング」に出席して発言する様子や、性教育などに関して発信しているSHELLYが衆議院・法務委員会で、「同意ない性行為は的確に処罰する」など、性犯罪の成立要件の見直しを訴える姿などが映し出された。
>>ひろゆき、ジャニー氏性加害報道「日本人の正義感の特殊性」を批判 「女性自衛官の時とは違う」の指摘も<<
この後、スタジオに降りると、武田アナは「冒頭、私、ジャニー喜多川氏の“性被害”問題と申し上げましたが、“加害問題”と申し上げるべきでした。失礼いたしました」と頭を下げた。続けて、こうした性加害の法整備を巡る現状を解説していた。
この後、同じくMCの南海キャンディーズ山里亮太を始め、ほかのコメンテーターが各々の私見を述べる中、武田アナは「性犯罪というのは“魂の殺人”とよく言われるくらい、本当に重い罪であるということを、社会に広く共有すべきだと思います」と強い言葉で求めていた。
ネットでは、武田アナの話に対して「改めて罪の重さを感じた」「武田アナがしっかり解説」「ちゃんと性加害って言い直すのは偉いな」といった意見が寄せられた。一方で、「魂の殺人て言われてるなら、今の某事務所を巡る業界の現状世論もちょっと生温い」という声もあった。