「TOKYO MER」の正式認可から半年。全国の政令指定都市にMERを展開するため、チームを去ることになった音羽(賀来賢人)の代わりとなるセカンドドクター問題に喜多見(鈴木亮平)は頭を悩ませていた。そんな折、サポートドクターとして青戸(伊藤淳史)がMERにやって来るが、隅田川で大型水上バスと屋形船の衝突事故が発生し――というストーリーが描かれた。
※以下、ネタバレあり。
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SPドラマでは、研修医の比奈(中条あやみ)の暴走っぷりが視聴者の間で話題になっている。
冒頭で描かれた災害現場で、比奈は現場で右腕を負傷。患者の手術を買って出るも腕が動かず。到着した喜多見に助けられるも、判断の誤りを指摘されてしまった。
その後、MERのドクターとなることにプレッシャーを感じた比奈は、本来の循環器外科の道に進もうとするも、その最中に発生した屋形船の衝突事故の被害者の中に自身の元患者がいることが判明。喜多見から屋形船に残された自身の元患者を助けるために医療材料を届けて欲しいと頼まれる。
だが比奈は、患者の容態が危ないことを知り、医療資材を受け取るために待ち構えていた救急隊に向かって橋から自分ごとダイブ。船内に駆け付けて喜多見とともに患者の命を救うという展開が描かれた。
しかし、この展開にネット上からは「普通に骨折するでしょ」「受け止める側の救急隊員までケガさせそう」「全然懲りてないじゃん」「突然飛び込んで来られたら支える方に迷惑」「ありえねー」というツッコミが殺到している。
「元々、本作が連ドラとして放送されていた際にも、“死者を出さない”という目標のために医師が現実離れした無茶をしまくり、多くのツッコミが集まっていました。今回も橋からまあまあの高さがある屋形船に飛び降りるのは、下手したら自殺行為。とは言え、ネットからは『このめちゃくちゃな感じが懐かしい』『相変わらずめちゃくちゃ』『ツッコミどころあってこその「TOKYO MER」』といった作品ファンからの声も聞かれました」(ドラマライター)
劇場版公開も控えている本作。映画もツッコミだらけなのだろうか――。