ナイナイは1999年に「めちゃイケ」こと『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)の「岡村オファーがきましたシリーズ」のロケで、北海道の「ムツゴロウ王国」を訪れている。
そこでは競馬対決などが行われたが、ムツゴロウさんは優しいイメージがありながら、動物のしつけに関しては人一倍厳しく、なおかつ負けず嫌いであり、現場では怒号が飛び交うこともあったという。
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ムツゴロウさんにとって岡村も動物とみなされたのか、矢部浩之は「『かわいいですね』と言って舐められてたもんね。岡村さん、顔面」と話すと、岡村は「私も動物的扱いというか、お尻もガッと噛まれたから」と振り返っていた。これはムツゴロウさんにとって「私がボスですよ」と示す、動物に対するしつけの一環ではないかと岡村は話していた。
また、岡村はムツゴロウさん本人から、動物にまつわる危険な体験も聞かされた。岡村は「ワニに噛まれて川に引きずり込まれて、そのまま一気にぶわーっと潜るらしい。そこで鼓膜破れた」「あとアナコンダに(体を)締められるというか。それも経験しはったことなんですって。でっかいアナコンダに締められた時に骨がミシミシと言うんですって」といった逸話も訊いたようだ。かなりヘヴィーな話だが、ムツゴロウさんはそれを笑いながら話していたという。岡村は「それも動物とのいい思い出というか」と話していた。
矢部は「凄みを見たよね。やっぱりそういう共演させてもらって、ムツゴロウさんと」と話すと、岡村も共感を寄せて「ゆかいな一面と、そうじゃない実際のムツゴロウ王国のムツゴロウさんっていう」と振り返っていた。
さらに、岡村は「オファーシリーズの中でも名作にさせていただいた。残念ではありますけど、すごい勉強させていただいた」「ムツゴロウさんも天国でいろんな動物たちと戯れていらっしゃるのかな」と話していた。
これには、ネット上で「あの企画、加藤浩次もムツゴロウさんに舐められてたな」「やはり訃報系の話はしんみりするな」といった声が聞かれた。