元TOKIOの山口達也氏が「株式会社山口達也」の設立を発表し、話題となっている。山口氏は2018年に未成年女性に対する強制わいせつ事件が明るみになり、TOKIOを脱退、ジャニーズ事務所を退所して芸能界を引退した。その後、何度か復帰が取り沙汰されてきたが、2020年9月に酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕された。
さらに、山口氏が2018年の事件後にアルコール依存症の診断を受けていたと明らかになった。
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山口氏は今回の会社設立にあたり、医師からアルコール依存症は完治しない病気と言われ、今後一生付き合っていくと宣言。会社では各種依存症者に向けた講演活動などを予定しているという。しかし、強制わいせつ事件の被害者女性への謝罪の言葉がない点に批判の声もある。それだけ、事件のインパクトが大きかったと言えるだろう。
事件を受けて、山口氏が出演していた『Rの法則』(NHKEテレ)は打ち切りとなったが、同時にラジオ番組『山口達也 TOKIO WALKER』(NACK5)も突如終了となった。この番組は1996年スタートの長寿番組だった。山口氏がいなくなった後は松岡昌宏が引き継ぎ、2021年3月まで放送された。
事件発覚前の最後の放送で、山口氏は連休の話題を出し、「僕は何をやっているんでしょうね」と今から思えば意味深とも言える発言を行っている。
さらに2016年には、番組内で離婚を報告するも、元妻と2人の子どもは「徒歩5分の距離」に住み、子どもとはいつでも会えると、あくまでも円満を強調していた。今から見れば、これはかなり無理な弁明だったのかもしれない。
また2014年には、『Rの法則』で共演した乃木坂46を「ガツガツしていない」「アイドルには珍しいアイドル」「最近のお気に入り」と絶賛していた。年下のアイドルを評価するこうした発言も、事件の内容を考えれば意味深となってしまうのは確かかもしれない。