稲垣は、その高貴なイメージを崩さないプライベート。愛好家の間で知られているが、かなり植物好きだ。自宅マンションに60鉢以上あったこともあり、ワインやカメラ、ゴルフと肩を並べるほどの趣味である。
熱の入れようは、インスタグラムやブログで歴然。自室の花を自分で撮影して、随時公開。20年には、ドイツ語でいう花の「Blume」と名づけたフォトエッセイを出版している。
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花が生活を彩りよくすることに気がついたのは、35歳を過ぎたあたり。きっかけは、お気に入りのカフェだった。飾ってあった花がとてもキレイで、卸している生花店を紹介してもらった。以降から現在まで、毎週配達してもらっている。毎週、新しい花が届くため、生活が“生育”中心になっている。
「今も一番好きなのは胡蝶蘭。ジャニー喜多川さん(享年87)も大好きだったので、その影響かもしれません。胡蝶蘭は基本、運気が出入りすると言われている玄関に配置。出掛ける前、帰宅後に顔を合わせることで、運気アップになっているかもしれません」(雑誌編集者)
ベランダには、複数の鉢植えがある。室内のあらゆる場所には、季節ごとの花をインテリア同然で飾っているが、ここ数か月の目下の悩みは高騰する電気代。毎週届く花の代金は織り込み済みだが、花が枯れない湿度と温度をキープするための電気代がかさむ。ウクライナ情勢の高騰では、驚きの電気代になった。空気を循環させるための高性能サーキュレーターの購入を検討しており、出費はとどまるところを知らない。
「それを差っ引いても、花は心のオアシス。毎朝、水やりのために早起きしているらしい。花中心のルーティンも嫌いではないようで」(先の雑誌編集者)
4月14日には、18世紀フランスに実在した死刑執行人のシャルル=アンリ・サンソンの実話をベースにした主演舞台「サンソン -ルイ16世の首を刎ねた男-」が上演開始。大阪府、長野県と地方も回るが、“子どもたち”のことが気になって仕方ないか?
(伊藤由華)