この日『鉄腕DASH』は2時間スペシャルで、メインとして「海外で3000歩」という企画が放送された。これは『鉄腕DASH』恒例企画である「3000歩」(指定されたポイントまで3000歩で移動できるか)の海外版で、今回の企画では日本から韓国までの全長1200キロをスーツケース片手に移動するという。
使っていいのは飛行機や鉄道、人力車などの交通機関、そして手荷物である車輪が付いたスーツケースに跨るのみといった限られた移動手段のみで、千葉県・成田空港から韓国・ソウルまで移動する。
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この企画に参加したのはTOKIOの国分太一、関ジャニ∞の横山裕、King & Princeの岸優太、SixTONESの森本慎太郎の4名で、彼らは2チームに別れて韓国をめざした。
だが、本企画に対しネットでは辛辣な意見が相次いだ。
韓国に到着した彼らは、商業地域や食堂など人が密集している場所でもスーツケースを転がし、時にはケースの上に乗って移動していた。
その姿は、TOKIOや『鉄腕DASH』を知らない韓国の住民達からは奇異の目で見られたに違いなく、ネットでは「公共の場で恥ずかしい」「現地の人から見たら迷惑以外の何者でもない」「マナー的にアウトだろ」「迷惑系YouTuberの集団と思われてそう」といった声が相次いだほか、全長200メートルの坂道をスーツケースに跨って滑降するシーンでは「危なすぎる」「周りの迷惑を考えて欲しい」といった声が相次いでいた。
ジャニーズ事務所と韓国と言えば、3月18日に同じく日本テレビ系のバラエティ番組『King & Princeる。』にて、King & Princeの平野紫耀が韓国ロケの際、現地の挨拶を「謝謝」、知っている韓国語は「北京ダック」と韓国と中国をワザと間違える小ボケを連発し物議を醸していた。
2週連続で、韓国に対し誤解を招くような企画を放送した日本テレビであった。