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世界の音楽市場席巻に本腰のBTS所属会社、日本のレコード会社買収もある?

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 BTS、SEVENTEENらが所属する韓国の総合エンターテインメント企業・HYBEが10日、韓国の大手芸能事務所・SMエンターテインメントの創設者で筆頭株主のイ・スマン前総括プロデューサーが保有する同社株式のうち14.8%を4228億ウォン(約440億円)で買収する契約を締結し、HYBEがSMエンタの筆頭株主となったことが発表された。

 SMエンタは、スマン氏の統括プロデュースのもと、長年K-POP産業の開拓者として業界をリード。国外では、2005年にBoAがオリコン週間シングルランキング1位を獲得したのを皮切りに、東方神起、少女時代らが日本、中国、東南アジア、中東などでK-POPを広めていた。

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 そして、近年ではHYBEがBTSを世界的スターに成長させ、SEVENTEEN、TOMORROW X TOGETHER、ENHYPEN、LE SSERAFIM、NewJeansらも世界的な市場を視野に入れて活躍している。

 HYBEは今後、少数株主が保有しているSM株の公開買い付けにも着手。両社の代表は今回の契約締結を機に「K-POPグローバル化」の夢を実現させることを共にめざすとしている。

 「SMエンタといえば、もともと日本での〝受け皿〟はエイベックスで日本の音楽市場を席巻していた。ところが、そのエイベックスもすっかり勢いが落ち、SMの歌手が日本では東方神起ぐらいしか売れなくなり、東方神起も徐々に人気がダウンしたところにBTSが登場しHYBEが大躍進。おそらく、このままSMの買収を推し進めることになりそうで、さらに会社を巨大化させて、世界の音楽市場を席巻するため、いよいよ本腰を入れ始めた。この勢いだと近い将来、日本のレコード会社や芸能プロの買収もあるのでは」(韓国のエンタメ業界に詳しいジャーナリスト)

 BTSが世界的スターに成長したことにより、所属会社はどんどんビジネスを拡大し始め、BTSのメンバーたちが全員兵役を終え再始動するころには、世界規模のビッグプロジェクトを仕掛けることになりそうだ。

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