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53歳医師の男、麻酔薬を使って51歳と73歳の女性患者をレイプ 釈放後医師は自殺か

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画像はイメージです

 自分の立場を利用して不正を働こうとする人間はいるが、海外では医師という立場を利用して患者にあり得ない行為をした男がいる。

 アメリカ・フロリダ州で、医師の54歳男が2人の女性患者に薬や酒を飲ませ、意識をもうろうとさせた中で患者をレイプ。その後、男が死亡したと海外ニュースサイト『Law & Crime』と『FOX26』が11月30日までに報じた。

 ​>>自分の体に薬物を塗り男性になめさせ失神させた女、金を盗み逮捕 複数の被害者が発覚<<​​​

 報道によると、男は美容整形外科医として診療所を開いていたという。10月22日、被害者の51歳の女性Aは手術を受ける予定で、男の診療所を訪れた。診察が始まると男はAに対し、「手術は耐え難いほどの苦痛で3〜4時間かかるだろう」と説明し、抑うつの薬を飲むように言ってAは服用した。その後、男はAに麻酔となるガスを吸わせたという。

 Aの意識はもうろうとしていたが、そんな中で男がAの下半身を触っていることに気づいた。Aが下半身を触っているのかと尋ねると、男はすぐに手を離したという。男はAの意識がまだあることを知ってか、その後Aに飲み物を渡して飲ませた。警察によるとそれはテキーラだったという。Aによると意識を失い、目覚めた時にはレイプが終わった後だったそうだ。Aはその後病院に行き、レイプ被害を受けたことが確認されている。事件当時、男の他に看護師などはいなかったとみられている。

 もう一人の被害者である73歳の女性Bは、11月21日に診療所を訪れた。診療内容は不明だが、男はBに麻酔となるガスを吸わせたそうだ。Bも意識がもうろうとする中で自分がレイプ被害を受けていることに気づいた。その後Bも病院に行き、レイプが被害を受けたことが確認されている。Bは男にキスをされ、その時にくちびるに打撲傷を負った。Bの事件当時もAと同様に男の他に看護師などはいなかった模様だ。

 AとBからの被害報告を受け、警察は男を拘束。男は起訴された。男は12月19日に出廷する予定で、11月22日に刑務所から釈放された。足首にモニターが着けられていたが、釈放されてから6日後の11月28日の午前10時18分頃からモニターの動きがなかった。不審に思った当局の職員がモニターの示す森林地帯に向かった。すると男はそこで死亡していた。男の足元には銃が置かれており、頭には銃で撃たれた痕があった。警察は現時点で事件性はないと発表しており、自殺であることを示唆している。

 このニュースが世界に広がると、ネット上では「医師としても人間としても最低。麻酔を利用したことも許せない」「医師に麻酔をされたところで何の疑いも持たない。立場を利用した犯罪で悪質」「73歳の女性をレイプしていたことも驚き。年齢関係なく、他の人もレイプしているかも。余罪がありそう」「自殺ではなく罪を刑務所で償うべきだったように思う」といった声が上がっていた。

 自殺とは断定されてはいないものの、加害者の死亡によりすっきりしない結末を迎えた事件といえよう。しかし事件をうやむやにせず、余罪があるかなど徹底的に調べるべきだ。

記事内の引用について
「Florida Doctor Accused of Drugging and Raping Patients Found Shot in the Head a Week After Bonding Out of Jail」(Law & Crime)より
https://lawandcrime.com/crime/florida-doctor-accused-of-drugging-and-raping-patients-found-shot-in-the-head-a-week-after-bonding-out-of-jail/
「Florida doctor accused of drugging, raping patients found dead in ditch: reports」(FOX26)より
https://www.fox26houston.com/news/florida-doctor-accused-of-drugging-raping-patients-found-dead-in-ditch-reports

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